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薬剤師コラム

疑義照会って?

疑義照会って?医師の発行した処方せんの記載処方意図を明らかにし、「重複投与」「薬剤名」「用法」「用量」「薬物相互作用」「投与日数」等の記載不備を発見し安全な医療を提供することで、疑問や不明点があるときは、記載内容が適切かどうか薬剤師が、医師へ問い合わせる業務

医師の処方箋に不備がある可能性がある場合、我々薬剤師は電話にて問い合わせを行い、疑問点を解消してからお薬をお渡しさせて頂くことがあります。

問い合わせする場合は少しお時間頂くため、なるべく患者様に問い合わせしている内容をお伝えするようにさせて頂きます。

処方箋の有効期限について

処方箋の期限ってご存知ですか?

処方箋を病院で貰ってから4日間です。

※期限を過ぎた場合は再発行代請求される場合があります。

るもい健康の駅にてお話しさせて頂きました

今回は、るもい健康の駅にて、民生委員高齢者、障害者部会の方々に機会を頂き、講演を行わせて頂きました。

調剤薬局のギモンについてと題して、処方箋とは?処方箋の期限、抗生物質と抗菌剤の違いなどについてお話しさせて頂きました!

『らくらく介護教室』にてお話しさせて頂きました

薬剤師の宇川です。

今回9月3日に「らくらく介護教室」にて「高齢者とくすり」というテーマにお話しさせて頂きました。

このような経験があまりなく、非常に緊張しましたが、こちらからの問いかけにも積極的に答えていただき、リラックスして講演を行うことができました。
内容としては、高齢者の加齢に伴う生理機能の低下、嚥下機能低下について、腎機能低下について薬剤師の知見からお話しさせてもらいました。

又、私があかね薬局で行なっている業務についてもお話しさせて頂き、今の薬剤師はくすりをお渡しするだけでなく、より患者様に寄り添った介入ができることもお伝え致しました。
くすりで困りのことがありました、遠慮せずにご相談頂ければと思います。

今回、非常に貴重な経験をさせて頂き、誠にありがとうございました。

認定実務実習指導薬剤師について

宇川達朗
この度、認定実務実習指導薬剤師の認定を頂きました。

留萌市で医療に携わり5年になり、留萌地方では実務実習の受け入れ施設が少ないという問題点がありました。
後世の育成に対して、考えたことはあまりなかったのですが、留萌にきてあかね薬局に勤務し、非常に多くのことを学び、経験することが出来ました。
この経験を留萌地方に還元することが出来ないか考えた時に、実務実習に携わってみたいと考えるようになりました。
実習生が意識する8疾患、悪性新生物、高血圧、糖尿病、脳血管障害、精神神経疾患、免疫・アレルギー疾患、感染症については、留萌地方において弊社よりも学べる環境はないのではないかと思っております。

現在の実務実習は、かつてのような調剤メインで実習をさせる時代ではなく、実際に投薬を行ってもらい、在宅医療にも携わらせていくようにシフトチェンジしてきています。
弊社は機械化も進んでおり、投薬に力を入れることが可能なため、より実践的な実習を行うことが出来るのではないか思います。

自分自身が実習を短期間ではありますが、地元ではなく札幌市内で行ったのですが、通う事が非常に大変で、地元で実習を行う事が出来れば良かったなと未だに思います。
現在は、非常に実習期間も長くなり、学生の精神的ストレスは非常に大きくなっているのではないかと思われます。その際に親元から通うことが出来ればストレスの軽減に繋がるのではないでしょうか。

留萌地方出身の学生に実家から通うという選択肢を一つ増やすことが、今回出来ました。
留萌地方において、札幌で行う実習と同等、又はそれ以上の実習を行える環境を整えるよう努力していきたいと思います。

新人薬剤師研修に参加してきました

はじめまして。新人薬剤師の高田です。
4月からあかね薬局でお世話になっています。

5/23~5/26にかけ、薬剤師あゆみの会主催の第18回新人薬剤師研修に参加させていただきました。
研修では名刺交換など社会人としての基本的な接遇をはじめ、今後の薬剤師に求められていること、それに応えていくために何が必要になっていくかなどの講義がありました。どの講義も自分の身になることばかりで、とても充実した4日間を過ごすことができました。

沢山の同期にも出会い、ディスカッションを通じて多様な考え方や感じ方を知り、自分ももっと頑張らなければ!という気持ちになりました。
この大阪研修で得た学び・刺激を留萌でどう活かして行くかが、これからの私の課題だと思っています。

まだまだ駆け出しの新人ですが、先輩方のように日々の勉強を大切にし、皆さんに信頼していただけるような薬剤師となれるよう努力していきたいと思います!


  • 新人研修会で知り合った友人たちとのコミュニケーション

  • あゆみの会新人研修会懇親会に参加

ご存知でしょうか?調剤機器 Part4

薬剤師の宇川です。
今回もあかね薬局にある機器をご紹介させて頂きます。

皆さんは薬を半分にする際どの様に半分にしているかご存知ですか?
従来は半錠専用のはさみで半分にするか、

この様な半錠カッターで半分にカットして調剤しておりました。
小さな錠剤を扱うため落としたり、手は綺麗にしてから使用しますが人の手に触れてしまうというデメリットがありました。
また割線が無いものは均等に半分にできないため粉砕して対応することもありました。
そこで今回紹介させていただくのは、株式会社TOSHOさんのBladeです。

錠剤の割線に関係なく錠剤を半錠にしてくれます。
錠剤の大きさに合わせて上部のカセットを変えることで様々な錠剤を半分にする事ができます。
従来の方法よりも衛生的で、正確性も高いと思われます。
セットしておけば、その間に他の業務を行う事が出来る点が非常に秀逸です。
某甲状腺治療薬などは崩れてしまう事があるのがたまに傷ですが、それ以外は大体正確に半錠にしてくれます。

今回はもう一点ご紹介させて頂きます。

同じ業界の方は分かるかも知れませんが、これは一包化調剤する際に薬をばらす際に、回すだけで錠剤をばらす事が出来る『バラスター』というものです。
多いものであれば一品目あたり800錠近くばらす必要が出てくるためこれを使う事でより早くばらす事が出来るため、皆様へより早くお薬をお渡しする事ができます。
ヒートの大きさに合わせて幅を設定しクルクル回していくだけと操作も簡便なので使いやすいものです。

あかね薬局ではこの様に機器を用いて、より早く、より正確に、より清潔にお薬を提供していきます。

ご存知でしょうか?調剤ロボット Part3

薬剤師の佐々木です。

薬剤師コラムで調剤薬局にある機械についてご紹介しておりますが、今回は第3弾、「全自動錠剤分包機」についてご紹介したいと思います。

以前のコラムにも書かせていただきましたが、薬は用量・用法を守って正しく飲むことで、十分な効果を発揮します。
朝ごはんの後だけとか、1〜2種類だから問題ないという方もいらっしゃいますが、中にはどうしても薬の種類が多くなってしまう方もいらっしゃるのが現状です。
種類が増えると管理が煩雑になり、朝の薬を夕に飲んだり、1回に2錠飲むものを1錠で飲んでいたり、4種類必要なのに3種類しか飲んでいなかったりと間違える可能性も高くなってきます。

そこで調剤薬局では、患者さんやそのご家族・介助者の希望により、医師の指示のもと「一包化」という業務を行っています。
簡単に言えば、錠剤・カプセルなどの飲み薬を包装からバラし、朝食後などの飲むタイミングが同じものを全てまとめて袋詰め(分包)する方法です。

しかしこの分包作業、手作業でやっていては何時間もかかってしまいますし、分包する際に錠剤を入れ間違ってしまう可能性も出てきます。
薬が空気に触れる時間が長ければ長いほど非衛生的ですので、とても現実的ではありません。
その業務を安全に、かつ迅速に行ってくれるのが全自動錠剤分包機というわけです。
現在あかね薬局では、湯山製作所製の「PROUD」を2台並行して使用しております。

機械前面と内部にはカセットと呼ばれる容器があり、錠剤・カプセルを入れておけば機械に入力された情報に従って分包されて出てくるというわけです。
カセットにはカッターが内蔵されているものもあり、自動で1/2錠にすることもできます。

そうして出来上がった薬を、今度は正しく分包されているかを確認する必要があります。
分包する時に薬が割れたり、つぶれたり、欠けてしまうことだってあります。
分包されたものは繋がって出てくるので、隣に飛んでしまう可能性もあります。
そのチェックが必要になるのですが、もう一台、あかね薬局には強い味方がいます。

一包化錠剤鑑査支援装置といい、あかね薬局では湯山製作所製の「TabSight」を使用しています。
この機械に通すことで、一包ずつ薬の種類・個数・色調・形状を厳しくチェックしていきます。
エラーがあれば画面に表示され、異物の混入などもここで判別することができます。

こうして何重もの工程をクリアして作られた薬を、最終的に判断するのは我々薬剤師の仕事です。
機械と言えども100%はありません、ちゃんと薬剤師の目で「鑑査」する必要があります。
処方箋に則って調剤されているかはもちろん、患者さん個々の情報に照らし合わせて本当に正しいかを薬学的に総合的に判断して最終チェックを行い、ようやく患者さんの元へと届きます。
安心して正しく薬を飲んでいただけるためにも、薬剤師という職を「誇りに思える(PROUD)」ように日々職務を全うしていきます。

シロップ分注機についてご紹介

みなさんこんにちは。薬剤師の若林です。
今回はあかね薬局で使用しているシロップ分注機について紹介します。

シロップ分注機はキャップのバーコードを用いて処方されたシロップを正確に選択し、分注した重さを感知することで分注量を確実にチェックすることができます。
さらに処方データから適切な大きさのシロップ容器を判別してくれます。
つまり指定された容器をセットしてスタートさせるだけで、早くて正確にシロップを作ることができる優れた機械です。

分注完了後は分注データが出力されるので最後は薬剤師が処方通りに分注されているか確認し、患者さんにお渡ししています。
分注を機械に任せることで、その分患者さんとの時間を増やすことができるのでとても助かっています。

ご存知でしょうか?調剤ロボット

あかね薬局 薬剤師の宇川です。

現在調剤薬局も機械化が進んでおります。
あかね薬局には、粉薬とシロップ剤のロボットがあります。
今回は、粉薬のロボットについてご紹介させて頂きます。

粉薬は、人の手で薬品選択を行い、秤量までを行い、配分、分割、分包を分包機が担い、一人ずつ調剤しておりました。
その分薬剤師が一人散剤調剤に従事しなければならず、他の業務に負担がかかっておりました。
その業務を代わりに行ってくれるのが、今回紹介させて頂く湯山製作所のDimeRoです。

このDimeRoは、薬品選択、秤量・配分・分割・分包まで自動で行ってくれるものです。本体内部には30種類の薬品を予め搭載する事が可能で、薬品の取り間違い、秤量間違いがほぼなくなります。
本体内部に搭載のない薬品も、手差しのフィーダーを使用する事で調剤する事が可能となります。
有効期限を登録する事ができるため、有効期限切れの薬品はアラートで表示されます。

無人運転をするにあたって、鑑査システムのような常用量マスターを保有し、年齢・1日量・ 1回量等に応じて投与量をチェックし、 マスター設定値を超えた場合は、アラートを出して知らせし、運転を停止します。

私達も、機械の始動前に患者様一人一人の体重や用法用量、副作用歴を確認してから機械を動かすため、ダブルチェックが可能でより安全性が増します。
薬品の補充もバーコードリーダーでダブルチェックにより充填ミスも間違いが起こらないようなシステムです。

また、粉薬を調剤する上で、前の方の粉薬が分包機に残ってしまうというリスクがあります。今までは私達が丁寧に掃除してから次の方の粉薬を調剤していたのですが、このDimeRoは分包完了後、スクリューホッパー、円盤を重曹で掃除してくれるため、前の薬と混ざってしまうリスクが低いものです。

小児科の粉薬はほぼDimeRoが行っており、私達はその間に他の業務を行う事が可能で、出来たものを監査するだけでよくなりました。
私達の仕事が一つ減る事で、全体としてミスの減少に繋がります。

このDimeRoのおかげで、あかね薬局は安全性の高いお薬を提供する事が出来ます。

糖尿病について

みなさんこんにちは。薬剤師の若林です。
11月14日は『糖尿病デー』ということで今回は糖尿病についてのコラムです。

糖尿病は血糖値を下げるインスリンというホルモンの作用が不足し、血糖値が高いままになる病気です。

糖尿病って甘いものの食べすぎで発症するイメージがありますよね?
体質などの遺伝的な要因で起こることもありますが、ほとんどは食べ過ぎや飲み過ぎ、運動不足、喫煙などによりインスリンの作用が不足するために起きると考えられています。
軽症ではほとんど自覚症状が表れません。しかし放っておくと目や腎臓、神経に栄養を送る血管がもろくなることや心臓や脳、足の血管の動脈硬化が進みやすいことが知られています。こうなる前に治療を始める必要があるのです。

今回は糖尿病の飲み薬について簡単に紹介します。

  • SU 薬
    膵臓に直接作用してインスリンの分泌を促進します。
    効き始めるまで時間がかかるので空腹時の高血糖に効果があります。
  • 速効型インスリン分泌促進薬
    速やかに膵臓に作用してインスリンの分泌を作用します。
    すぐに効き始めるので食後の高血糖に効果があります。
  • α GI 薬
    糖分の消化を遅らせてブドウ糖の吸収を抑えます。
    消化吸収されなかった糖分によりお腹の張り、下痢などが表れることがあります。
  • ビグアナイド系
    筋肉でのインスリンの作用を高める作用と肝臓からブドウ糖が血中に放出されるのを抑える作用があります。
  • チアゾリジン系
    肥満の方の脂肪細胞から分泌される悪玉物質の作用を抑えてインスリンの作用を増強します。
    水分を体に貯める作用によって浮腫むことがあります。
  • DPP4 阻害薬
    食後の血糖値が高い時にはインスリン分泌量を増やすためにインクレチンというホルモンが分泌されています。インクレチンはすぐに DPP4 という物質で分解されてしまいます。この酵素を働かないようにしてインクレチンの作用を増強しインスリン分泌を促進します。
  • SGLT2 阻害薬
    血液中の過剰なブドウ糖を尿から出すことによって血糖値を下げます。
    ブドウ糖と一緒に水分も排泄されるので尿の量や回数が増えます。脱水に注意しましょう。また尿中のブドウ糖を餌にして細菌が増えることにより膀胱炎などの感染症をおこしやすくなります。

糖尿病薬が効きすぎると低血糖を起こすことがあります。主な症状は汗が出る、手が震える、急にお腹が減る、頭痛などです。これらの症状を感じたら糖分のあるものを摂取しましょう。α GI 薬を服用している方は砂糖が吸収されないのでブドウ糖を摂取してくださいね。

平成30年度「テロ対策留萌地区パートナーシップ推進会議」定例会

薬剤師の佐々木です。

去る8月21日に警察と留萌近隣を含む1市2町、市内の危険物を取り扱う企業などが集まり、平成30年度「テロ対策留萌地区パートナーシップ推進会議」定例会が開催され、一般社団法人るもい薬剤師会の一員として、また、業務上爆発物の原料となりうる指定品目を取り扱う者として、会議に参加して参りました。

会議の中で①テロリストを入れない、②テロの拠点を作らせない、③テロを起こさせない、の3か条によってテロを未然に防ぐ重要性を改めて知り、連携を深めていく必要があると感じました。

なお、会議の後は、会議室をお借りしたJXTGエネルギー株式会社の敷地内に於いて、不審者が侵入して不審物を置いた想定で、通報から不審者の確保まで、および爆発物処理班による実際の装備・設備によって不審物を排除する訓練を見学しました。

事前の説明の中で、「警察車両が現場に到着するまでには思った以上に時間がかかる」ということが言われており、そのため不審者・不審物を発見した際は、対象に接触することなく出来るだけ速やかに、出来るだけ正確な情報を通報すること、どんな些細なことであってもテロを未然に防ぐという観点から、素早い対応をしていかなければならないということを深く感じる、とても良い機会になりました。

健康フェアを開催しました!

『健康フェア』って・・・最初は何をどうしたら良いのか分からない状態でのスタートでした。
大まかな案や理想はあっても何処から手をつけてよいのやら・・・。
昨年から開催しようね!と言いつつも出来ずに終わってしまい、今年こそは!!と言う想いでした。
何度かミーティングを重ね、案を出し合いながら何とか開催まで漕ぎ着ける事が出来ました。

当日10時からでしたが15分も前から「あら~早かったかしら?」と来て下さった方がいてホッと一安心。

項目は キッズ調剤体験コーナー 栄養相談 検体測定 試食会 認知症テスト 喫煙に関してのパネル展示を行ないました。

高齢者の方は認知症テストに興味をもっていただき楽しそうに受けていました。
やはり健康思考が高い方が多いせいか数値も良好!認知症の心配はなさそうですね!!

検体測定では血圧、血糖、HbA1c、脂質(総コレステロール、中性脂肪、善玉コレステロール、悪玉コレステロール)の測定を行いました。
結果を見て、気になる点がある方や食事をどうして良いのか分からない方は、続いて管理栄養士による栄養指導を受けてもらいました。

栄養指導のブースでは体重計にて体重や基礎代謝量、骨量、筋肉量、BMIなどの測定を行なっておりました。
(詳しくは管理栄養士のコラムに順次掲載予定)

何と言ってもメインはキッズ調剤!!
小さな白衣を着てお菓子を薬に見立てて分包してもらいました。

みんな真剣にやっていました。出来てくると歓声が上がりとても良い笑顔に。こっちまで楽しくなりますよね。
シロップ作りもジュースで代用して作ってもらいました。みんな上手に出来ましたよ!
子供達の笑顔にお母さんやお父さん達も一生懸命写真を撮ってらっしゃいました。

短期間での宣伝になったのですが沢山の方々にきていただきありがとうございました。
また来年も今回の反省を活かして開催したいと思います。

オブラートの使い方

粉薬は口の中に貼りついたり、味が苦手で飲みにくいと思っている方、多いのではないでしょうか。
そんな方にオススメなのがオブラート!
今日はオブラートの使い方を紹介します。

まず、コップ一杯の水を用意します。
その水を少し飲み、口の中を湿らせておきましょう。
乾いた手で丸型のオブラートを1枚取り出し、オブラートの中央に粉薬を置きます。
次にオブラートを中心に向かってねじるようにして閉じます。
水の入ったコップにオブラートを浮かべ、水と一緒にゴクンと飲みます。

簡単ですよね!
ぜひ一度試してみてください。

薬を飲むタイミング ~飲み忘れたら編~

こんにちは!薬剤師の佐々木です。

薬は、病気の原因を治し(原因療法薬)、病気による症状を抑え(対症療法薬)、足りないものを補い(補充療法薬)、病気にならないようにする(予防療法薬)とても大事なものです。
そのため、薬は「忘れてしまったら元も子もありません」(前回のコラムより引用)。
しかし時として、薬を飲み忘れてしまった経験、ありませんか?
もし忘れてしまったらどうしたらいいだろうか・・・。

その対処方法は、基本的には「思い出した時点で飲んでください」です。
ただし、その忘れてしまった薬が「1日何回飲む薬なのか」によって対処が変わります。

忘れたのを思い出したのが次にその薬を飲むタイミングまで、
 ①1日1回飲む薬 → 8~12時間以上前
 ②1日2回飲む薬 → 6~8時間以上前
 ③1日3回飲む薬 → 4時間以上前
なら、思い出した時点で飲むようにしましょう。

薬の種類によって間隔が様々だったり、食前など使えるタイミングが決まっているものがあるので、あくまでも目安です。
これ以上近い場合は1回飛ばして、次からまた頑張りましょう!
一部の薬は週1回とか、月1回で飲むものがあります。
そういった薬は次に飲んでOKなタイミングが様々なので、自己判断で使用せず薬剤師にご相談ください。

一番やってはいけないことは「一度に2倍(2回分)飲む」事です。
薬(クスリ)は時として危険物(リスク)になり、せっかくの治療が台無しになってしまいます。
用法・用量を守って、正しくお使いください!(ピンポーン)

薬の飲むタイミングについて。

薬の飲むタイミングは食前、食直後、食後、食間などがあります。
よく患者様から、食後はご飯を食べた後すぐ薬を飲んだ方がいいのか、食後30分経ってからが良いのかと聞かれます。

私は、飲んで頂けるならどちらでも構わないとお話させて頂きます。
食後30分待っている間に忘れてしまっては元も子もありません。
まず、医師の指示された回数薬を飲んで頂くことが大切です。

ただし、中には食前に飲まないといけない薬や、食直後に飲まないといけない薬もありますので、そういったお薬がある場合はこちらからお伝えさせて頂きます。

口から飲んだ薬は、胃や腸で吸収されますが、空腹状態かどうかで同じ薬でも効果が異なります。
また、口の中で溶ける錠剤ではないのに唾液で飲み込もうとする患者様もいらっしゃいますが、こうした飲み方をすると、胃の中で薬は溶けにくく、薬の効き目も遅くなったり、低下したりします。
それどころか、薬を水なしで飲むと、薬が食道を通過するときに食道の粘膜傷をつけ、食道炎などを起こす可能性もあります。

年配の方の場合は、胃の中で薬が一ヶ所に固まることにより、胃潰瘍を起こすことがありますので注意が必要です。



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