薬剤師コラム

ご存知でしょうか?調剤ロボット

あかね薬局 薬剤師の宇川です。

現在調剤薬局も機械化が進んでおります。
あかね薬局には、粉薬とシロップ剤のロボットがあります。
今回は、粉薬のロボットについてご紹介させて頂きます。

粉薬は、人の手で薬品選択を行い、秤量までを行い、配分、分割、分包を分包機が担い、一人ずつ調剤しておりました。
その分薬剤師が一人散剤調剤に従事しなければならず、他の業務に負担がかかっておりました。
その業務を代わりに行ってくれるのが、今回紹介させて頂く湯山製作所のDimeRoです。

このDimeRoは、薬品選択、秤量・配分・分割・分包まで自動で行ってくれるものです。本体内部には30種類の薬品を予め搭載する事が可能で、薬品の取り間違い、秤量間違いがほぼなくなります。
本体内部に搭載のない薬品も、手差しのフィーダーを使用する事で調剤する事が可能となります。
有効期限を登録する事ができるため、有効期限切れの薬品はアラートで表示されます。

無人運転をするにあたって、鑑査システムのような常用量マスターを保有し、年齢・1日量・ 1回量等に応じて投与量をチェックし、 マスター設定値を超えた場合は、アラートを出して知らせし、運転を停止します。

私達も、機械の始動前に患者様一人一人の体重や用法用量、副作用歴を確認してから機械を動かすため、ダブルチェックが可能でより安全性が増します。
薬品の補充もバーコードリーダーでダブルチェックにより充填ミスも間違いが起こらないようなシステムです。

また、粉薬を調剤する上で、前の方の粉薬が分包機に残ってしまうというリスクがあります。今までは私達が丁寧に掃除してから次の方の粉薬を調剤していたのですが、このDimeRoは分包完了後、スクリューホッパー、円盤を重曹で掃除してくれるため、前の薬と混ざってしまうリスクが低いものです。

小児科の粉薬はほぼDimeRoが行っており、私達はその間に他の業務を行う事が可能で、出来たものを監査するだけでよくなりました。
私達の仕事が一つ減る事で、全体としてミスの減少に繋がります。

このDimeRoのおかげで、あかね薬局は安全性の高いお薬を提供する事が出来ます。

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