管理栄養士コラム

電解質ってなに?~正しい水分補給をしましょう~

こんにちは!管理栄養士の瀧本です。

最近よく「電解質」という言葉を目にしませんか?
経口補水液やスポーツドリンクの売り場に行くと、こういった言葉が書かれています。電解質とは何でしょう?

電解質とは、水に溶けると〔陽イオン〕と〔陰イオン〕に分かれ、電気を流す物質のことです。これだけではなかなか難しいですよね。具体的な代表例は「塩(NaCl)」です。塩はナトリウム(Na+)という〔陽イオン〕とクロール(Cl)という〔陰イオン〕の2つで成り立っています。これが水に溶けて離れることで電解質となります。実は、人間の体は、この電解質の陽イオンと陰イオンのバランスによって血管、細胞、神経、筋肉などの動きを調整しています。しかし、激しい運動などにより汗をかいた場合は、ナトリウム(Na)が汗と一緒に流れ出てしまい、食中毒などによる嘔吐、下痢などによっては、ナトリウム(Na)もクロール(Cl)も体から流れ出てしまいます。電解質のバランスが崩れることで、倦怠感、頭痛、吐き気、めまい、血圧や臓器血流低下といった「脱水症状」が現れます。

そこで、バランスがとれるよう調整された飲み物が経口補水液です。糖分や塩分、カリウム、マグネシウムなどが入っており、さらに、飲みやすく果汁等が付加されているものの多くがスポーツドリンクと呼ばれています。

もし、体内の陽イオンと陰イオンのバランスが崩れたときに、電解質の調整に関係のない、ジュース(甘い飲み物)やお茶だけで水分補給をしてしまうと、のどの渇きは治まってもそのほかの脱水症状を抑えることが出来ません。
大量の汗、嘔吐、下痢の症状からより早く回復するためには電解質をバランスよく含む水分を飲むことが重要なのです。

余談ですが、当薬局でも取り扱っている大塚製薬さんの経口補水液「OS-1」の名前の由来は、経口補水液という意味のOral Rehydration Solutionという言葉のOSの部分と、このシリーズの1番目の製品ということで1を付けて「OS-1」となったそうです!
(ってことはいつかOS-2がでることがあるのでしょうかねー???(´艸`*))
余談まで読んでいただきありがとうございます♪

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