管理栄養士コラム

行事と料理

日本には古来より、様々な行事や風習があり季節ごとの行事やお祝いの日に食べる特別な料理を「行事食」といいます。

 

ハレの日とケの日

「ハレの日」とは特別な日のことをいい、普段とは違った食事で祝う習慣があります。
正月やひな祭り、七夕などの季節の行事の日や、誕生日や結婚式、卒業式といったイベントの日はハレの日です。
一方、ハレの日に対して普段の日や、通夜や告別式などがある日を「ケの日」といいます。

 

ハレの日の料理

「餅」は昔から、出産・誕生・祭り・節句など様々な行事に登場します。
例えば、正月の鏡餅、ひな祭りの菱餅、端午の節句のちまきや柏餅があります。
また、「酒」も昔から神様に捧げ、神様とともに飲むハレの日の重要なものです。
行事の日には、神酒を供え、酒を振る舞います。

 

お祝い事に「赤」が多いワケ

日本では昔から赤が魔除けに通じると信じられていました。
そこで行事食には小豆やささげなどの豆で色付けした赤飯を用いたりします。
また、餅についても同じような意味で赤餅にすることがあります。

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